ラジエーションハウス1話の ないないエピソード
ドラマは面白かった!
それとは全く関係なく、わかりやすくするとか面白くするために描かれている部分もあると思いますので、
ちょっと実際のところを紹介してみたいと思います!
見たことないor
たぶん?無いと思うこと!
●ラジエーションハウス
と呼ばない(笑)
このマンガ読むまで初耳だったんですけどね…
ふつうに読影室と言います笑
そう言うところもあるんでしょうか…カッコいいな…
●仲違い?
放射線技師と放射線科医は、お互いに尊敬しています!技師には機器の知識など、特殊な技能があるため、医師はありがたくお世話になってます。技師も医師も互いに教え合うことが多いので仲良しですけどね?少なくとも周りでは(笑)
●動脈血流、弱くない?
血管造影検査のとき、右の股のところ (右大腿動脈 )を穿刺 (針で刺す )するわけですが、
劇中では血管内に入れたチューブのような筒 (外筒という )から、
たらーり
と血が出てきていました。
実際は、
どばぁーぁああ!ぴゅーーっ!
ってめっちゃ血が出ます。
だって動脈ですもん。
このスプーン🥄が血とすればこんなかんじで、股の動脈から血が出てくる
●読影件数200件
2人ではかなり厳しいかと…
あんちゃん優秀すぎ…
あとその年齢ならまだ専門医ではないのでトレーニング中のはずで、トレーニングするには研修指定の病院である必要があるため、あまかす病院はそれを満たしているのか 少しだけ心配です(笑)
というのも、放射線診断医のトレーニングのためには、卒後の初期研修2年 (スーパーローテート )が終わってから、
5年もの後期研修医 (レジデント )である期間があります。長いんです。厳密にはその次の年に試験が受けられます。
つまり最短でも32歳くらいじゃないと放射線診断専門医ではないということです。
で、トレーニングのためには、レジデントが読影した画像を、指導医がチェックしないといけないので、
部長、200件読んでるんですか。。。
ちなみにCT、MRIなど、大量の画像を取得する検査を、30件も読影すると、疲れます(笑)
読影クオリティも下がると言われています!
●放射線技師、病室いきすぎ?
●カンファレンスで、放射線科医が、転院などの裁量を持つことはほぼない
診断や治療プランを提示することはあれど、日本では、あくまで主治医がだいたい決めますね。
●あんなに可愛い顔では読影できない(笑)
…さすがです。