ラジハ7話の違和感
鈴木くんカッコよかったし ドラマ楽しく観ているんですが、
毎話ちょこちょこ違和感はあるんですが(前もアンギオで造影時にアンギオ室から外に出てなくて被曝してるの違和感)、
7話については放射線科医の中でも特に反響がありました。
マンモグラフィ(X線)で乳がんが疑われ、超音波検査待ちが2ヶ月もあり、友人に頼んで、再検査してもらうという回です。
●エコー2ヶ月待つ!?
どの病院もそんなに待ちますか??
●声が大きい人の希望を聞いてしまう
友達だからとか、不安が強いからとか、劇中でもありましたが、みんな不安です。
●毎度ですが、夜中に撮影する
夜中に特別に検査するなら、どうせならもうエコーしてしまえばいいのでは?という気も…
こっそりマンモトーム生検とかしなくて本当に良かった…
●良性いいきる、実際初めて見たんちゃうの?
良性病変というのは、基本的に病理学的・放射線学的な知見が乏しく、しかも稀な良性病変は尚更。
1つのモダリティ(検査方法)のみで、良性を言い切るのは、一般的に本当に危ないと思います。
しかも初めて経験したとは、これは如何に!?
乳がんというセンシティブな話題でここまで攻めてしまって、アウトロー感満載ですが、誤解が流布されないように、とだけ心配の吐露でした。